
「誰かとなら、きっと心の雨も上がっていく。」
がんと向き合う方は、不安があっても自分からは声を上げにくいものです。そばにいる家族や友人も、「何と声をかければいいのか分からない…」そんな想いを抱えていることが少なくありません。
そんな“言葉にできない想い”を託して、大切な人に手渡せる御守「心晴守(こはるまもり)」が生まれました。がんを経験した方が入れる保険をお届けしているMICIN少額短期保険が、開業5周年を機に、高円寺氷川神社・気象神社とともにつくった御守です。
この記事では、心晴守が生まれた理由と、神社とともに込めた願いをご紹介します。
心晴守が生まれた理由
がん経験者向けの保険から始まった想いと、ご契約者さまの声
2021年、MICIN少額短期保険が最初にお届けした保険は、乳がん、子宮がんの手術を経験された方向けの保険でした。以来、がんを経験された方とそのご家族の声に耳を傾けながら、保険の枠にとどまらない取り組みを続けてきました。
開業以来、イベントやウェビナーを重ねるなかで、ご契約者さまから「同じ経験をした人とつながれる機会がほしい」という声をいただいてきました。ただ、体調を考えると、大規模なオフラインの場はなかなかつくれません。そんな時、チームから上がったのが「御守という形のあるものをつくってはどうか」という声でした。
背景には、ご契約者さまの多くが、長い期間、再発の不安と向き合いながら、お守り代わりに保険に加入されているという実感がありました。実際に、こんなお声が寄せられています。
「がんの治療中でも加入できる保険は、社会生活を続けていてもいいよと認めていただいているようで、励みになります。御守りのような気持ちで申し込みました。」(ご加入者さまのお声)
保険という現実的な支えに加えて、心の支えも届けられないか。それが出発点でした。そして開業5周年を迎えた今年、これまで支えてくださった皆さまへの感謝を込めて、形にすることにしました。
代表が語る「心晴守」に込めた想い
心理学者アルバート・エリスは、感情は出来事そのものよりも、その受け止め方によって大きく左右されると説きました。代表取締役の笹本晃成は、この考え方に触れながら、こう語ります。
「がんはつらい出来事であり、治療が長く続く方や、病気と共に生きていく方もいらっしゃいます。無理に前向きになるのではなく、ひとつの見方にとらわれず、いろいろな捉え方ができたら嬉しい。大切な誰かから贈られた御守を空にかざすと、自然と視線が上を向き、視野がふっと広がる。そして『ひとりではない』と気づける。心晴守が、そのささやかなきっかけになればと思っています。」

なぜ「贈る」お守りなのか
がんを経験した方が「周囲に相談しづらい」理由
がんを経験された方から、「周囲に相談しづらい」というお話を聞くことが多くあります。治療方法や副作用が人それぞれ違うことや、がんという病名の重いイメージが、理由のひとつかもしれません。
一方で、ご家族やご友人からは「何かしてあげたいけれど、言葉が見つからない」という声も届きます。
「つながりたい」というご契約者さまの声と、「何かしたいけれど、言葉が見つからない」というご家族・ご友人の声。どちらも、本当は誰かと心を通わせたいという願いです。その両方に応えられる形として、心晴守は自分のために持つだけでなく、大切な人へ「贈る」御守にしました。
想いを託す「代参」という形
参拝には、本人に代わってお参りし、授かった御守を届ける「代参」という考え方があります。心晴守は、MICIN少額短期保険が高円寺氷川神社・気象神社でご祈祷を受けた御守です。贈る人が神社まで足を運べなくても、「あなたのことを想っている」という気持ちを、言葉の代わりに託すことができます。
贈る側にも、受け取る側にも、少しだけ心が晴れる時間が生まれたら。そんな願いから、心晴守は「贈る」お守りになりました。
高円寺氷川神社・気象神社と「心が晴れる」願い
日本で唯一の気象神社と八意思兼命
高円寺氷川神社の境内には、日本で唯一の気象神社があります。祀られているのは、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。天岩戸の神話で、暗闇に閉ざされた世界に光を取り戻す知恵を出した神様です。
がんと向き合ってきた方、いま向き合っている方。その心の空にも、ふと晴れ間がのぞく日が訪れますように。空模様ではなく“心の天気”に光が差すようにという願いと、がんを経験した方を支えたいというMICIN少額短期保険の想いに、高円寺氷川神社は快くご賛同くださり、伴走してくださいました。
ご祈祷当日
ご祈祷は2026年10月に行われました。当日は午前中、雨が降っていましたが、ご祈祷のタイミングだけ、見事に空が晴れました。偶然ではありますが、心晴守にふさわしい一日になりました。

高円寺氷川神社内にある気象神社にて御守をご祈祷いただきました。
神社の方に聞きました:心晴守への想い
ご祈祷にあたり、高円寺氷川神社の禰宜、紺谷さまにお話を伺いました。
Q. 気象の神様をお祀りする神社として、「心が晴れる」という願いをどう受け止められましたか。
「『晴れる』ことはお天気だけではありません。当神社でも『心が晴れる』、つまり心願成就の御守りを授与していますので、今回のコンセプトはとても理解できます。改めて、人は心が晴れることが生きる原動力になることを再認識しました。」
Q. 大切な人のためにお守りを受ける、代わりにお参りするということには、どんな意味がありますか。
「神道では、少なくとも当神社では、参拝時には『他人に喜んでもらえるように頑張る、結果を出したい、合格したい、仕事を成功させたい』という気持ちが大切だと考えています。『参拝は大切な他人のため』というのは、神道の基本精神だと思います。つまり、とても自然体な行動だと思います。」
Q. 心晴守のご祈祷では、どのような祈りを込められましたか。
「心晴守に携わる方すべての『弥栄(いやさか)』『安寧』『平穏』を祈念しました。」
「弥栄」はますます栄えること、「安寧」「平穏」は穏やかで安らかな日々を意味する言葉です。心晴守に携わるすべての人の幸せを、神前で願っていただきました。
御守「心晴守」のデザインに込めた意味
デザインには、次の3つのモチーフを込めています

- フラワーオブライフ:古代から世界中で親しまれてきた縁起の良いモチーフを、中央に据えました。
- 鳳凰:平和や調和を象徴するモチーフで、日本でも古来親しまれています。
- 四角形の意匠:上部と下部の四角形は、MICIN少額短期保険のロゴをかたどったものです。社名のMICINに「邁進」の意味を重ね、これからの人生の旅路の無事を願いました。
心晴守は、空にかざすと、自然と視線が上を向き、太陽の光が顔にキラキラと届くつくりになっています。代表の言葉にもあるように、ふっと視野が広がるきっかけになれば、という想いを込めました。
心晴守の入手法|続報のお知らせ
心晴守を、大切な人に届けるための企画を準備しています。詳しくは11月に、WithMiでお知らせします。どうぞお楽しみに。
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MICIN少額短期保険はこれからも、がんと向き合う方とその大切な人に寄り添う取り組みを続けていきます。