がんを経験した方の生きづらさを少しでも解消できるような役立つ情報を発信したい!
そんな想いからスタートした「With Mi」が、おかげさまでスタートから1周年を迎えました。
そこで、この1年を通して、特によく読んでいただいた記事、反響の大きかった記事トップ10をピックアップしてご紹介します。
がんを経験した方は、誰に相談していいか分らず、ひとり思い悩むという方も少なくないようです。同じ経験をした方々のリアルな体験談は、きっとつらさに寄り添ってくれるはず。まずは、10位から6位までの人気記事から見ていきましょう。
10位:【無塩レシピ】たまごのコクと麦の香りがポイント 「ライ麦パンのたまごサンド」
がんを経験し、食事に気を遣う方は少なくありません。塩分はむくみ(浮腫)にもつながるため、控えたいところです。そこで、無塩料理研究家として活躍する沼田春美さんの監修のもと、食塩不使用でありながら、おいしくて食べごたえのあるサンドウィッチを考案してもらいました。
ポイントは、いわゆる白色の一般的な食パンではなくライ麦パンを使っていること。白色の食パンには、食塩のほかにマーガリンや砂糖などが使用されていることが多い一方で、ライ麦パンは食塩不使用のものが入手しやすいのだそうです。
調理過程を写真付きで丁寧に説明していますので、料理初心者の方にも無理なく作っていただける内容です。ぜひ、お試しくださいね。
9位:がん経験者が生活と就労を両立できる体制を―「がんと働く応援団」の取り組み
#インタビュー取材 #がんサポート #がんと働く応援団 #がん体験談 #がん患者を支える立場 #就労 #乳がん
がんという不測の事態に直面したとき、身体的な不安や精神的なショックを抱えるだけでなく、経済的も同時に襲ってきたという方は多いでしょう。インタビューに応じていただいた一般社団法人「がんと働く応援団」は、そうした人を支え、生活と就労の両立が叶う社会を目指すために設立されました。共同代表の吉田ゆりさん、野北まどかさんご自身もがん経験者だからこそ、当事者の考えを真摯に受け止め、がん経験者が働きやすい環境を整えるよう親身になって考えてくださいます。当事者になってからのアドバイスのほか、日頃から備えることの大切さなど、分かりやすくてためになるお話が満載です。就労への不安を抱えている方はもちろん、企業の人事部門の方にも特にお読みいただきたいインタビューです。
8位:【体験談】トリプルネガティブ乳がん発覚からの軌跡 ~ 細胞レベルで幸せを感じるようになった4年間~(前編)
元正看護師の肩書を持ち、オーストラリアの大学院でヘルスケアの学位を取得するなど、医療関連の道でプロフェッショナルとして働いていた、岸あさこさんが、乳がんを経験したときのお話です。“医者の不養生”さながらに、ご自分の身体には無頓着で、がんを患うとは思いもしなかったという岸さん。たまたまシャワー中にしこりに気づき、検査するとトリプルネガティブの乳がんだと判明。はじめは、医療知識があるからこそ自分を否定し、悩みも大きかったといいます。そんな岸さんの支えは、同じ痛みを持つ「がん友」でした。自らの体験から、がん友が集まれるFacebookグループを設立。仲間とのやり取りから、安心できる乳がんを経験した女性専門の写真撮影スタジオを着想し、起業しました。一度はとことん落ち込んだものの、その後に仲間との出会いや自分のすべきことに目覚め、生き生きとした毎日を過ごす岸さんの言葉に励まされる…そんな体験談です。
7位:絵本から学ぶ「子どもへの病気や治療の伝え方」~乳がんなどのがんをわかりやすく描いた5選~
#がん #がん患者と家族 #がん患者を支える立場 #子ども #家族 #病気の伝え方 #絵本 #乳がん
がんの当事者になったとき、ご自分の心身への負担は大きいのは当然ですが、それをお子さんに伝えることもまた大きな課題です。そこで、「With Mi」では、あまたある国内外のがんをテーマに扱った絵本から、5作品を厳選しました。抗がん剤治療で髪の毛が抜けてしまった母と娘のやり取りを柔らかに描く「ママのバレッタ」。母の闘病生活の様子を9歳と11歳の姉妹の目線から描いたノンフィクション体験記型絵本「おかあさんが乳がんになったのOur Mom Has Canser」。両親のがんに関するお子さんの素朴で鋭い疑問に対する答えが見つかりそうな「ある日、お父さんお母さんが がんになってしまったら」など。対象年齢も表記してありますので、お子さんの年齢や伝えたい内容に合わせ、親子で手にとってみてはいかがでしょうか。
6位:私のがん体験談PART.1 自分、友人、そして誰かのためにと変化した闘病記-「えびちゃん」さん
がんを経験した方に、貴重な体験や想いをお話しいただく体験談シリーズです。Instagramで、がんの闘病記を発信し続けるインスタグラマーの「えびちゃん」さん。文章を書くのが苦手だったため、乳がんに罹患した際、闘病記をスケッチブックに描き貯めたのがはじまりだそうです。描くことで気持ちが前向きになったり、心が落ち着く効果もあったとか。乳がんと胃がんを罹患しながらも、SNSでがんと向き合う日々を発信し続けたことで、様々な交流が生まれ、電子書籍「えびちゃんの心がちょっと楽になる乳がん胃がん闘病日記」を出版するまでになりました。ポップに闘病生活を発信し続ける理由や、今後の夢を語っていただきました。読むと心がふわりと軽くなる…そんなインタビューです。
「With Mi」の1年を通じて人気となった記事10位~6位はいかがでしたでしょうか。
日々の暮らしに役立つレシピから、就労や家族との関係といった、避けては通れないトピック。
がんを経験した方の貴重な体験談など、お役に立てていただける記事が1つでも見つかれば幸いです。5位~1位も、ぜひ、チェックしてみてくださいね。