【無塩レシピ】材料3つ!プルンと食感のヨーグルト寒天

2024.08.15

がんを経験した方の中には塩分摂取を控えている方も多くいます。
塩分の摂りすぎはむくみ(浮腫)にも繋がるため、注意したいところですよね。
そんな方のために、手軽に作れてしっかり美味しい無塩の一品をご用意しました。

冷たいデザートが食べたい時に、ヨーグルト寒天はいかがでしょうか。ヨーグルトと相性抜群のはちみつで甘さをだし、寒天を使って固めることで食物繊維も摂ることができます。材料を混ぜ合わせて冷蔵庫で2時間ほど冷やすだけなので、簡単に作れるのがうれしいポイントです。お好みの果物をのせて楽しんでくださいね。

ヨーグルト寒天のレシピ

調理時間

10 分(冷やす時間除く)

材料(2人分)
  • プレーンヨーグルト 200g
  • 水    100㏄
  • 粉寒天  小さじ1
  • はちみつ   大さじ1

[飾り]

  • はちみつ、お好みの果物、ミント
調理手順

① ヨーグルトはホイッパーでよく混ぜてなめらかにし、常温に戻す。

② 鍋に水を入れ、粉寒天を振り入れて混ぜる。火にかけて沸騰したら2分ほど混ぜながら煮る。

③ 火を止めてはちみつを加えて混ぜる。

④ ヨーグルトを少しずつ入れながら混ぜる。

⑤ 器に注ぎ、粗熱がとれたら冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。

⑥ お好みではちみつ、果物、ミントの葉を飾る。

寒天は沸騰させた後、さらに2分間ほど煮ることで十分に溶かすことができます。煮る時間が少ないと均一に固まらないこともあるため、注意が必要です。また、寒天の滑らかな食感を楽しむには、粗熱が取れてから冷蔵庫で冷やすようにしましょう。果物の甘さを考慮しながら、はちみつの量を調整してください。

注目食材

ヨーグルト: ヨーグルトは栄養価が高い食品で、骨や歯を丈夫にするカルシウムや、身体を作るために重要なたんぱく質も多く含みます。また、プロバイオティクス(善玉菌)も含まれており、腸内環境を整え、便秘の予防に役立ちます。ヨーグルトの脂肪量が気になる場合は、低脂肪タイプを選ぶと良いでしょう。

寒天:寒天は、海藻から作られる食品で、低カロリーで食物繊維が豊富なのが特徴です。水溶食物繊維と不溶食物繊維の両方を含むため、腸内環境を整え、便秘予防にも役立ちます。また、血糖値の急激な上昇を抑えたり、コレステロール値を低下させたりと、多くの生理機能が明らかになっています。

<レシピ監修>

沼田春美(ぬまた・はるみ):家庭料理研究家/無塩料理研究家

沼田春美

1970年より家庭料理教室を自ら主宰

・18歳で岡松喜与子料理教室に入室

・新橋・料亭『京味』西健一郎氏に師事

・銀座三笠会館にて和食・洋食・中華の研鑽を積む

上記活動に加え、体に負担の無い無塩調理の研究に従事。2010年より無塩調理法に則した病床料理教室を開催し、がん患者・その家族に対して食事療法を提供

インスタグラムアカウント

https://www.instagram.com/muenchori

<文・写真>

山﨑麻未(やまさき・あさみ)

管理栄養士・調理師

病院管理栄養士として7年間、調理業務・献立作成・栄養指導に携わる。

現在フリーランスとしてレシピ開発や特定保健指導を行っている。

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